遠くにありて想う

Nikon F, NIKKOR-H•C Auto 50mm f2, KODAK EKTAR 100 @Toyama 離れているからこそ、離れたからこそわかる美しさがある。例えば星。あるいは月。よく考えたら、どちらも間近で見たことがないから、これは不適切な例えだけれども。 文化的な美しさも、その一例…

研究室の選び方、あるいは悩める後輩に送るメール

Nikon F, NIKKOR-H•C Auto 50mm f2, FUJICOLOR SUPERIA X-TRA 400 @Paris 生命科学系博士課程進学に悩む後輩に、かつて送ったメールが発掘されたので、ここに公開しておく。もう随分前に書いたことだけれども、今でも参考になる点があるかもしれない。現在在…

シンプルに、シンプルに。

Leica IIIa, Summicron f = 5cm 1:2, TRI-X 400 @Fondation Louis Vuitton 世界は、放っておくと、どんどん複雑に、どんどん乱雑になりたがる。せめて、自分の周囲くらいは、シンプルに保ちたい。だから、カメラは、機械式で、マニュアルで。写真は、フィル…

ネットにもガイドブックにも頼らないレストランの探し方

Nikon F, NIKKOR-H•C Auto 50mm f2, KODAK EKTAR 100 @Ebisu ちょっと前までは、旅行にはガイドブックが必須だった。今は、その大部分がネットに取って代わられている。旅行前には、どちらにも大いに役立つけれども、いざ旅行をしている時は、ガイドブックを…

覗き穴

Nikon F, NIKKOR-H•C Auto 50mm f2, FUJICOLOR SUPERIA X-TRA 400 @Lyon 覗き穴のある作品はずるい。人の性として、どうしても覗いてしまう。このオノ・ヨーコの作品「Freight Train」は、中を覗くことがメインの作品ではない。それでも、音と光がどこから来…

フレーム、あるいは切り取るということ

Leica IIIa, Summicron f = 5cm 1:2, 45color 400 @Home 不思議に思っていることがある。仕事場には、ちょうど正方形の窓があるのだけれども、それを通して外の風景を眺めると、とても綺麗だ。年代物の建物のすぐ後ろに、背の高い近代的なビルがあって、晴れ…

幻視幻惑の巴里

Leica IIIa, Summicron f = 5cm 1:2, TRI-X 400 @Paris パリは、画になる街だ。どうということのない街角でさえ、何かを訴えかけるものがある。写真が生まれ、Brassaïが、Cartier-Bressonが、Doisneauがいたこの街でシャッターを切れば、その何かが写る。

感動する食事、サントリーニ島のレストラン

Nikon F, NIKKOR-H•C Auto 50mm f2, FUJICOLOR PROVIA 100F @Oia ミシュラン三つ星の基準は「それを味わうために旅行する価値がある卓越した料理」だ。サントリーニ島のイアという街にあるレストラン、Oia Vineyartには、まさにそんな価値の料理がある(もち…

早朝の車内にて

Nikon F, NIKKOR-H•C Auto 50mm f2, TRI-X 400 @Paris 素敵なお題を見つけたので、早速便乗してみる。 自分の前に、窓に寄り添うように寝ている男性(だと思う)がいて、他には誰もいない車内で、その雰囲気を切り取りたくて、シャッターを切った。 一眼レフ…

日常を切り取る

Leica IIIa, Summicron f = 5cm 1:2, TRI-X 400 @Home ライカ、あるいはフィルム写真、さらに言えば、黒白フィルムのすごいところは、こんなに適当に撮った写真でも、なんとなく素敵に見えてしまうところ。この写真、よく見れば(よく見なくとも?)、構図は…

初めの一歩

Nikon F, NIKKOR-H•C Auto 50mm f2, FUJICOLOR 100 @Home 記念すべき、最初の一枚(正確には、この前に一枚試し撮り的に、鏡に映った自分を撮影しているけども)。一本のフィルムを撮り終えて、現像から上がってきたこの写真を見たときは、その描写、雰囲気…

© 2016 SAKAI Hiroshi