フィルム20本撮影記念、安閑フィルムライフ

Canard

Nikon F, NIKKOR-H•C Auto 50mm f2, ILFORD XP2 SUPER@Paris

今、カメラに装填しているフィルムで、写真を撮り始めてから数えてちょうど20本目のフィルムになる。

写真を撮り始めたのが2013年だから、今年でほぼ丸四年。ということは、一年でわずか5本、二、三ヶ月に1本という、なんとものんびりしたペースで撮っていたことになる。

内訳としては、カラーネガが13本、黒白ネガが5本、カラーポジが2本。フィルム代+現像代が安く、なおかつ使いやすいカラーネガばかり使っているのがよくわかる。ネガにもかかわらず、ポジのような写りのKODAK EKTAR100が好きで、よく使っていたせいもある。

一本だけ24枚撮りで、他は全て36枚撮りなので、合計708枚の写真を撮ったことになるわけだ。デジカメ全盛期の現在であれば、一日でこの枚数を撮影することもざらにあるのだろう。

撮り直しができない、その場で確認できない、撮影枚数が限られる。どれもフィルムの欠点としてあげられることが多いけども、その制約の中でなんとか良い写真を撮ろうと必死になるから、写真の上達にはむしろ好都合なのではないか、と好意的に解釈している。

撮影できるもの、撮影できる時は限られるけれども、のんびりじっくり気ままなフィルムカメラライフを、これからも楽しんで行きたい。

お題「やっぱりフィルム写真が好き!」

© 2016 SAKAI Hiroshi