Flickrのススメ、オススメのフォトグラファ3人

No Bicycles, OK Dogs

Nikon F, NIKKOR-H•C Auto 50mm f2, KODAK EKTAR 100 

写真を誰かに見てもらいたのならば、そして誰かの写真を見たいのならば、Flickrをお勧めする。

写真を共有するためのウェブサービスは、メジャーなものだけでもInstagram、Flickr、Tumblr、Pinterestと多くの選択肢があるが、その中でも、「写真を鑑賞する」という点では、Flickrが一番良いと感じている。

というのは、例えばInstagramは、Twitterと似たようなコンセプトを持っていて、写真をじっくりと見るというよりも、今、この瞬間に気になった写真を撮って、エフェクトをかけて、投稿して、と、その流れを楽しむというサービスだ。

それに対してFlickrは、オリジナルの写真をアップロードして、タグ付けやグループに投稿することで、より多くの人に見てもらえるようになっている。気になるフォトグラファの過去の投稿にも簡単に遡れるし、キーワード検索やタグ検索で、自分が見たい写真を簡単に見つけ出すことができる。

この機能のおかげか、ずいぶん前に投稿した自分の写真も、ずっとview数が増え続けているし、時折Faveをもらうこともある。

唯一の欠点は、未だに日本語化されていないところだろう。Wikipediaによると、英語、中国語(繁体)、フランス語、ドイツ語、インドネシア語、イタリア語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語に対応しているにもかかわらず、なぜか日本語はない。

といっても、ウェブサービスに慣れている人で、簡単な英語がわかるならば、それほどハードルは高くない。

以前も紹介したけども、日本語で丁寧に使い方を説明したサイト、その名も「Flickrの使い方」というサイトもあるので、英語が苦手でも始められる。

flickr.no-tsukaikata.com

細かい始め方の説明は、上記のサイトに譲るとして、ここではフォローしているオススメの3人のストリートフォトグラファを紹介したいと思う。

 

Junichi Hakoyama

黒と白、光と陰、巨大な空間と直線あるいは幾何学模様、階段と壁とタイル、そこに浮かび上がる一人のシルエット。一言で言うと、かっこいい。大きなくくりで言えば、この写真もストリートフォトグラフィになると思うのだけれども、明らかに一線を画す写真たちだ。

 

Max Gor

そういった表現が正しいのかわからないけども、「正統派」のストリートフォトグラファ。黒白をメインに、時にカラーで、主にロンドンの人々を生き生きと描いている。8万人以上のフォロワがいるのだが、彼はプロのフォトグラファではないそうだ。

 

tokyo_llama

主に東京でストリートフォトを撮影している。ストリートフォトは、見慣れない外国、あるいは外国人が写っているからかっこいい、と思っていたところにこの写真を見て、考えを改めた。撮影者は外国人かと思ったら、どうやら日本の方のようだ。

 

みなさんのオススメFlickrフォトグラファがいたら、ぜひご紹介ください。

© 2016 SAKAI Hiroshi